石川県は二〇一四年度、建設機械大手のコマツ、小松など四市を管轄する「かが森林組合」と連携し、未利用のまま放置されている間伐材をチップ化し、発電や温熱利用につなげるモデル事業を始める。里山整備や再生可能エネルギー推進を両立させ、将来的に県内各地に広げたい考えだ。(松本浩司) 各地から同組合の工場に運ばれてきた木材は粉砕する機械でチップに加工される。チップはコマツの粟津工場(小松市)に搬入され、木質バイオマスボイラーを使って、工場内で使う電気や熱をつくり出す。同社は同年度に三千トンのチップ利用を見込み、これに...続きを見る
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2014.01.29