農水省、まきストーブ設置、火入れ式 「化石燃料より環境への負荷小さい」

tky14012712390002-n1農林水産省は27日、東京・霞が関の同省1階にまきストーブを設置し、林芳正農相が出席して火入れ式を行う。まきストーブを紹介し、燃料として使う国産材の利用拡大に弾みをつけるのが狙いだ。

政府は、林業の活性化につなげようと公共建築物などに国産材の活用を図ったり、一定以上の国産材を使った新築住宅や家具の購入費の一部を還元する「木材利用ポイント制度」を導入したりして需要の掘り起こしに努めている。

農水省によると、まきストーブは、化石燃料を使うものに比べて環境への負荷が小さい。

国内での販売台数は増加傾向にあるという。農水省内に設置するまきストーブは当面、平日の日中に限って使用する予定だ。

産経ニュース