NPO法人蜂須賀桜と武家屋敷の会と県観光協会は、勝浦町のボランティアグループなどに蜂須賀桜の苗木19本を贈った。NPOやグループのメンバーが、早速町内の遍路道に植えた。
町内の遍路道の清掃を行う「いやしの遍路道ボランティアサークル」は、高さ約10メートルの苗10本の寄贈を受け、四国霊場20番札所・鶴林寺に続く遍路道に植樹した。
サークルの野崎泰宏代表は「春にはお遍路さんが通る。楽しんでもらえるよう一生懸命育てたい」と話した。
農村体験宿泊施設・ふれあいの里さかもとのスタッフは苗木9本を託され、鶴林寺の奥の院・慈眼寺に向かう遍路道に植えた。
【写真説明】遍路道に蜂須賀桜の苗木を植えるボランティアグループのメンバーら=勝浦町生名