山梨県北都留森林組合(波多野晁組合長)は、組合員が所有する山林に林道を整備している。間伐材を森から搬出できるようにし、森林の保全と活用につなげることが目的。既に上野原市和見から桑久保を結ぶ林道は完成し、棡原地区の整備に着手している。 組合員が所有する山林の多くは急傾斜地で林道がほとんど整備されていなかった。間伐材を活用したくても運び出すために特殊な機械が必要となり、販売価格よりも出荷の費用が高くなってしまうため、搬出されずに放棄される状態が続いていた。 組合は昨年5月から上野原市和見-桑久保の林道整備に着...続きを見る