徳島県勝浦郡上勝町の住民団体「かみかつ里山倶楽部」は、上勝で森林関連の仕事に従事してきた人たちの証言をまとめた「山で生きるということ~かみかつ山の聞き書き 2013」を出版した。戦後復興や高度経済成長を森林業から支えた技術者らの来し方を振り返る内容で、“森の戦後史”とも呼べる貴重な記録集となっている。 A5判、164ページ。登場するのは、大工や製材業者、林業関係者が宿泊した旅館主ら68~85歳の男女6人。かみかつ里山倶楽部が、町内在住者らを対象に聞き手を募り、一人語りのスタイルでまとめた。 「じる田んぼは...続きを見る
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2014.04.28