2011年01月15日 寝具で山林再生を-。南アルプス市上宮地の「榊工業」(横内靖英社長)は、杉やヒノキなど間伐材の削りくずを利用した寝具開発に取り組んでいる。枕などの材料となる綿やビーズに代わり「消臭効果があり、通気性が良く、木のぬくもりが癒やし効果を与える」(横内社長)という木材の削りくずを使用。間伐材利用促進による山林再生を目指し環境や健康に配慮した寝具としてPRしていく考えだ。 横内社長は、建築業者として木材を取り扱う中で山林の荒廃に危機感を募らせたという。「水や空気などさまざまな恩恵を与...続きを見る