2011/7/4 山口県の竹林面積は全国で3位というが、決して自慢の種ではないらしい。放置された竹やぶが目立つからだ。 間伐などの手入れをしないと竹は外へ、外へと広がる。それも土の肥えた田んぼや畑、水源地へと地下茎を伸ばしていく。 竹は根が浅く、地滑りの恐れも指摘される。また里の田畑を荒らすイノシシにとって竹やぶは身を隠す格好の場となる。 厄介ものを何とか資源に変えられないか―。そんな発想から、周防大島町では住民が竹林の手入れに動きだしている。 山裾や尾根など島のあちこちで薄緑の竹林が揺...続きを見る