2011年7月4日
SMBC日興証券は、7月1日より「電子交付でエコキャンペーン2011夏」を開始した。電子交付サービス新規申込者などの対象者中から、毎月10名に「ヒノキのブロック時計」、毎月100名様に「スギのティッシュケース」、毎月200名様に「スギのうちわ」をプレゼンするというもの。いずれも国産間伐材を使用したエコグッズである。
SMBC日興証券によると、1万人の顧客が電子交付サービス利用すると1年間でおよそ8t(立ち木約160本分)の紙を節約できることになるという。そこで、利用者に対して「木づかい製品」の購入・プレゼントを行い、顧客の行動を森林保護に還元していきたいという考えである。
今回のキャンペーンで利用されるのは国産間伐材を使ったエコグッズ。日本は面積の約7割が森林という世界でも有数の「森林大国」であるが、日本の森林の中でも人が木を植えて育てたスギやヒノキの「人工林」では、手入れが行き届かず荒れてしまう森が増えている。森林の荒廃は、CO2を吸収する働きが低下したり、大雨や台風等の被害によって土砂災害を起こしやすくなるといった問題に繋がる。
木々の手入れを進め、森林の荒廃を防ぐためには、国産材を積極的に利用し、そのお金を森に戻す「植える、育てる、収穫する、上手に使う」という森のサイクルを作ることが重要となる。
SMBC日興証券は、今回のキャンペーンを通して、「少しでも多くのお客様に紙の削減と森林保護にご賛同をいただければ」としている。
【電子交付でエコキャンペーン2011夏】
■キャンペーン期間
2011年7月1日(金)~9月30日(金)19時
■キャンペーン対象者
次の2つの条件を満たされるお客様
1)期間中、新規に電子交付サービスの「対象書面全て」をお申し込み
2)申込日の属する月の翌月15日までにパソコンもしくは携帯電話で日興イージートレードにログイン
タグ: スギ, 二酸化炭素, 国内 :: IN JAPAN, 間伐