
林野庁が行なった「平成27年木質バイオマスエネルギー利用動向調査」の結果が発表され、2015年にエネルギーとして利用された木質バイオマスの種類の内訳と、利用の動向が判明した。この調査は木材の有効利用や安定供給、林業の振興などに役立てることを目的としたもので、今年度から開始された。 木質バイオマスとは、動植物に由来する有機物のうち、木質のものをいう。15年の利用量は、木材チップが690万絶乾トン、木質ペレットが16万トン、薪が5万トン、木粉(おが粉)が37万トンとなった(絶乾トン=Bone Dry Metr...続きを見る