兵庫県朝来市は9日、兵庫県産木材の燃料チップ製造工場とバイオマス発電所が、同市生野町真弓の生野工業団地の工場跡(約3・5ヘクタール)に建設される計画があることを明らかにした。発電規模は5千キロワットで、年間約5・4万トンのチップを活用。丸太の搬出からチップ製造までを県森林組合連合会と公益社団法人兵庫みどり公社が担い、発電は関西電力のグループ会社が手掛ける。 計画では、間伐などで森林内に放置された「未利用木材」を県内各地から搬出し、乾燥させて名刺大のチップに加工する。一般家庭約1万世帯分に相当する3700...続きを見る