2013/07/31
【カトマンズＡＦＰ＝時事】ネパールの首都カトマンズの中心部で３０日、数百人の仏教僧らが大型仏像などの建立を政府から拒まれたことに抗議して、政府機関が入った建物の前で約２時間デモを行った。
僧侶らが建立を求めている場所はネパール南西部のスルケット郡。同地では、１０年前、仏像や釈迦（しゃか）に関する碑文などが発掘された。僧侶らはこの土地を「聖なる場所」と見なして、高さ５メートルの仏像や仏殿の建立を認めるよう政府に求めたが、森林保護区であることを理由に拒否された。
ネパール仏教連盟のフプ・シェルパ副会長は「政府が認可しなければ、われわれは一層強い抗議行動に出る」と譲らない姿勢を示した。（2013/07/31-07:13）
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