森林教室:林業理解へ学習 スイス人実習生が講師役、児童と遊び交え交流−−三股・長田小 /宮崎

2013年08月01日

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三股町立長田小が、スイスの林業関係者らを招き、近くの山林で森林教室を開いた。全校児童24人が、国際交流と町の基幹産業である林業についての理解を深めた。

教室は先月11日にあり、町内の森林の約3割を所有・管理する「総合農林」(東京都)の7人と、母国で林業経営を学び、同社で実習中のスイス人3人も参加。講師役のガエタン・グロスリーダーさん(29)が校内で映像を見せながら、スイスの林業事情や地理、名産品などについて紹介した。

その後、児童は山に移動し、高さ約23メートル、直径約90センチ、樹齢約90年のスギが伐採される様子を見学。丸太を使った椅子取りゲームなどで遊びながら、実習生らと交流した。

6年の轟木翔太君(11)は「森に光を入れ、木を成長させるのに間伐が必要と分かった」と話していた。【重春次男】

毎日新聞


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