伐採した竹で燻炭作り 入善でNPO会員

3月24日

T20130324205

魚津市などで活動するNPO法人地域福祉協会の会員が23日、入善町新屋で伐採した空き家の孟宗(もうそう)竹を使い、燻炭(くんたん)作りに取り組んだ。

 空き家の竹やぶは昨年、親類らの依頼を受け、会員が全て伐採した。独立行政法人森林総合研究所が開発した移動式炭化炉をヒントに、倒した孟宗竹を燻炭化する処理方法を会員が考え、コンクリート製家庭用焼却炉で低温焼却し、燻炭にした。

 高橋憲三理事長は「竹の燻炭や灰を耕作地再生のための土壌改良や水質浄化に使い、環境整備と一石二鳥にしたい」と話した。

北國新聞


タグ: , ,