アオリイカ:海に“森” 間伐材で産卵床、大月小児童ら設置 /高知

2012年04月21日
images-5
宿毛湾漁協大月支所は20日、間伐材を使ったアオリイカの産卵床を
大月町柏島沖に設置した。廃棄するしかない間伐材の枝葉で海の中に
“森”をつくり、海洋資源を増やすのが狙い。この日は環境学習の一環として
町立大月小の6年生52人も参加。児童たちは船上から枝葉を海に沈めた。

児童たちは事前に、ヒノキの間伐材20+件26本の枝をノコギリで切り取り、「新しい命を頑張って産んでください」などのメッセージを枝葉に添えた。海に沈められた枝葉は地元のダイバーが約20メートルの海底に鉄棒を
打ち込み固定した。

毎日新聞