鳥すみやすく 保護区で間伐

2011.03.10.

【根室】野鳥を保護する活動に取り組もうと、本州の大学生ら8人が9日、市内槍昔にある日本野鳥の会の野鳥保護区で樹木の間伐作業を行った。

 自然保護活動に取り組む学生ボランティア団体「FAネットワーク」が主催する「ワークキャンプ」の一環。13日までの6日間にわたって市内に滞在し、野鳥の会の作業を手伝う。

 初日の間伐作業はミズナラなどを主体にした広葉樹林の中で行われ、大学生らは野鳥の会の職員からアドバイスを受けながら、森全体の成長に妨げになる細い木を根元から切る作業を行った。今回のキャンプの代表を務める日本獣医生命科学大3年の見附あかねさん(21)は「たくさんの鳥が暮らす豊かな森になってほしい」と話していた。(笠原悠里)

< 北海道新聞 2011.03.10. >

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