2011.03.10.
川口市の川口西公園(リリアパーク)で春の芽吹きを待つ木々に、ユニークな銘板が取り付けられた。この公園から間引いたサクラの木が、姿と役目を変えて仲間たちを紹介している。
市公園緑地公社が4年前、過密になったサクラの木42本を間伐。「将来はプレート板に」と丸太のまま自然乾燥させてきた。銘板は樹皮を残した縦15センチ×横20センチで、厚さ2センチ余。同公社職員らが1枚ごとに木々の名前を書き入れ、約70枚を園路沿いの目につく場所にくくり付けた。
公園は、川口駅と専用通路で結ばれた市内有数のサクラの名所だ。「華やかな開花を前に『新しい桜物語』の誕生です」と同公社。
< 朝日新聞
2011.03.10.>
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