自然エネルギーで電車運行 間伐材発電など利用

caravan_toyama_main風力や太陽光などの自然エネルギーから作られる「グリーン電力」で走る電車「とやまグリーントラム」が、富山ライトレールなど県内の鉄道会社3社で運行されている。12月18日まで毎日運転する。
 二酸化炭素を排出しない「グリーンエネルギー」を広く知ってもらおうと、経済産業省が全国8カ所で実施する「グリーンエネルギーキャラバン」の一環。
 県内では、500~1000円を出資するサポーターを募り、「糸魚川バイオマス発電所」(新潟県糸魚川市)が北陸地方を中心に集めた間伐材などで発電したグリーン電力を購入。同社のほか富山地鉄の市内電車、高岡-射水市を走る万葉線の3社の路線で、毎日運行する。
 富山ライトレールでは、沿線の県立富山北部高情報デザイン科2年生4人がエコをテーマにデザインした可愛いグリーンの車両を運行。車体にはサポーター約330人によるエコメッセージも張り付けられた。
11月23日15時1分配信 毎日新聞