ヒノキで作ったアニマルパズル

business_1124_032美味しい山の幸や水、木材を提供し、地球温暖化を緩和してくれる森林。多くの動植物や人間が生活していく上で、決して欠かせない。
京都議定書で日本は、温室効果ガス削減量6%のうち、約3分の2に当たる3.8%を森林で吸収していくことを世界と約束した。目標達成のためにも健全な森林を育てていかなくてはならないのだが、残念なことに近年では森林の機能の低下が危ぶまれている。
森林の成長のためには、適切に間伐を実施していくことが必要なのだが、林業の採算性の低下などから、適切な間伐が行われていない森林が増えているのが現実だ。

  このような現状を前に、アサヒビールコミュニケーションズでは、社有林である「アサヒの森」で産出される間伐材(ヒノキ)を使用し、オリジナルグッズを作成。11月27日(金)よりアサヒビール全9工場のギフトショップで販売する。

  同社の事業は、麦芽やホップ、水など自然の恵みに支えられていることもあり、積極的に森林を守る事業に取り組んでいるが、今回の試みも間伐材の用途を広げ、市場を拡大する必要性があることを考えるきっかけになれば、という思いを込めての実施となった。

  オリジナルグッズは、木のおもちゃ「アニマルパズル(税込7600円)」、ねじを回すと鳥の声に似た音がでる「バードコール(税込450円)」、職人が1本1本手作りした「ヒノキターナー(税込640円)」など全6アイテム。
ちなみに、グッズのすべてがアサヒの森の所在地である広島県庄原市の丑寅神社で開運祈願を行っているとのこと。縁起物として、お土産にもオススメだ。(情報提供:PRONWEB Watch)