学校林で木登り挑戦 木津川・棚倉小 間伐や植樹も学習

2011年11月08日
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 京都府木津川市の棚倉小は7日、府内でも珍しい校区内の「学校林」で自然教室を実施し、子どもたちが、地元森林組合員らの指導を受けて木登りや間伐を体験した。

 同小は、学校から約5キロ離れた棚倉財産区所有の約3ヘクタールを学校林として借り受けており、体験学習は、地域の一員として森林を保護し、後世に残そうと1977年から毎年開催。今年は5年生60人が参加し、山城町森林組合員と府職員計7人が指導役を務めた。

 子どもたちは「人の手を加えないで放っておいてもよく育つか」などクイズ形式で森林について学んだ後、ヒノキの苗木の植樹や、間伐を体験。取り付けられた足場を使っての木登りでは、最初怖がっていた児童も「めっちゃ楽しい」「いい景色」と笑顔を浮かべていた。

京都新聞


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