間伐材:「ヒノキ風呂」で香りを楽しむ

20101004k0000e040047000p_size5モミジやイチョウの葉をかたどったヒノキの間伐材を浮かべ、香りを楽しむ新しい「ヒノキ風呂」が人気を呼んでいる。

 大阪市住之江区の木工教室「アルブル」が昨年7月、奈良・吉野産の間伐材を有効利用しようと企画。大阪、兵庫の十数カ所の障害者福祉施設に製作を委託し、「ひのか」の商品名で売り出した。一つ一つ手作りで、形や大きさも異なる。

 これまで兵庫県の有馬、湯村温泉の旅館や東京から九州までのスーパー銭湯で利用されている。自宅用にも春夏秋冬の4種類があり春は桜、冬は雪の結晶など約10枚入り980円。乾かせば何度でも香りを楽しめる。問い合わせはアルブル(06・6685・3114)。【貝塚太一】
<毎日新聞(2010.10.4)>


タグ: , ,