コープさっぽろ(札幌)として初の木造店舗となる、西宮の沢店(札幌市手稲区西宮の沢3の1)が10月1日にオープンする。十勝管内足寄町産のカラマツの間伐材4500本を使い、コープさっぽろは「大型スーパーの木造店舗は国内初ではないか」と話している。
木造平屋で床面積は約3千平方メートル。壁や柱などのほか、店内の商品陳列台などにもできるだけ木材を使用した。鉄骨造りの従来店舗と比べて建設時の二酸化炭素(CO2)排出量を35%削減したほか、ソーラーパネルなどの設置で営業中のCO2排出量も50%減らせるという。1日は午前9時(通常は午前10時)に開店する。
大見英明理事長は「今後の新店舗は可能な限り木造にして、道内の木材資源の地産地消に貢献したい」と話している。
<北海道新聞(2010.9.30)>