県産材で1万個ドミノ 大学生11月企画

20100903-365810-1-N高知、高知女子、高知工科の3大学の学生が11月、県産の間伐材で作った1万個のドミノを倒すイベントを、高知市の帯屋町筋商店街で開く。企画した学生5人が3日、県庁の尾崎知事を訪れ、スタート地点に置く第1号ドミノを渡し、メッセージを書き込んでもらうことにした。木の伐採から始めて一から手作りしている点などが珍しいといい、ギネスブックに申請する。

 木とドミノをかけて「ウッドミノ」と銘打ち、15人の学生が中心になって計画。様々な年代の人に参加してもらい、すべてのドミノにメッセージや夢を書いてもらう。ドミノは、高さ20センチのスギ製と15センチのヒノキ製の2種類。木の間伐やカンナがけなど、すべて学生の手で行っている。全国生涯学習フォーラム高知大会「まなびピア高知2010」に合わせ、11月21日、市中央公園(高知市帯屋町)までの商店街で190メートルにわたり、ドミノ倒しをする。

 この日、学生からドミノを手渡された尾崎知事は「自分も大学生ならぜひ参加してみたい。大変だが頑張ってほしい」とエールを送った。実行委員長の高知女子大3年清遠梓さん(20)は「1万個すべてにメッセージをもらい、高知が元気になるイベントにしたい」と意気込んだ。9月19日には、市中央公園でドミノにメッセージを書いてもらうイベントを予定。問い合わせは県教委全国生涯学習フォーラム推進課ドミノ担当(088・821・4661)。
<読売新聞(2010.9.4)>


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