茨城県つくば市とフォレスフィール(栃木県栃木市)は茨城県内で初となる森林体験型パークを筑波山中腹に27日、オープンする。1年間通して楽しめるアウトドアパークを整備し、筑波山観光の誘客力を高める。
樹木に張った丸太を歩くコースも(山梨県のフォレストアドベンチャー・フジ)
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樹木に張った丸太を歩くコースも(山梨県のフォレストアドベンチャー・フジ)
つくば市は約4200万円を投じて、約1万平方メートルの敷地に、森林体験型アウトドアパーク「フォレストアドベンチャー・つくば」を設ける。森の地形や樹木を生かし、樹木の間にワイヤやロープ、丸太などでコースを設けた。専用のハーネスを着用するので、安心して楽しむことができるという。全5コースを2時間程度かけて回る。
パークの運営はフォレスフィールが担当。売上高の25%を賃料として市に払う。フォレストアドベンチャーは全国に14カ所あり、このうち同社が運営する栃木市のパークは年間1万2000人が利用している。
利用条件は小学校4年生以上か身長140センチ以上で、体重130キロ以下。利用料金は大人3600円、子ども2600円。