兵庫県加東市の市民グループ、北はりま地域づくり応援団と北播磨生活応援団は6月1日から毎週日曜、子どもらが野外活動などを体験できる森林「どんぐりっ子の森」(同市下久米)で、心身に障害のある人を受け入れる。「障害の有無にかかわらず、自然を楽しむ場を設けたい」としている。
どんぐりっ子の森は、里山の私有林約7千平方メートルにキャンプ施設や木製遊具などが設けられ、2004年に活動を開始。自然観察や魚釣り、野外料理などを体験できる。
生活応援団が、障害者の就労継続支援をする組織としてNPO法人化を申請していることから障害児・者も受け入れることにした。今のところ、車いすで森へ入る通路などはないが、生活応援団が障害者の就労支援をする中で、森の施設整備をする予定という。
午前9時~午後3時半(障害児・者と保護者各500円)、午前8時半~午後6時(未就学児と保護者各500円、小学生2500円)。いずれも保険料、昼食費を含む。生活応援団事務局TEL0795・42・5986
(田中靖浩)