県内の工芸作家が作品を展示販売する「安曇野さんぽ市」が17日、安曇野市穂高交流学習センターみらいで2日間の日程で始まった。木のおもちゃ、織物、ガラス細工など多彩な55ブースが並び、初日は多くの家族連れでにぎわった。
観光ガイドをする市民有志の安曇野案内人倶楽部が主催。毎年、春と秋に開いている。今回から、手作りのアジア風カレーやベトナムの麺料理など食事コーナーも充実。来場者は買い物の合間に食事も楽しんだ。輪ゴムを飛ばす木のおもちゃや、革製品作りなど工芸作家が講師となる体験会も人気だった。
倶楽部代表の等々力秀和さん(73)は「出店数は増え、作家同士や、作家とお客さんが交流するよい機会になっている」と話していた。18日は午前10時〜午後3時。入場無料。