森林保全に関心を 家族ら「市民の森」散策【佐賀】

SAG2014051699000115_id1_20140516104032自然に親しみ、森林保全への関心を高めてもらおうと、鳥栖市河内町のコカ・コーラウエスト鳥栖市民の森で11日、散策会があった。家族連れなど87人が参加し、ふるさとの新緑の美しさに触れた。

「市民のモリモリ!」と題し、市制施行60周年の記念イベントとして実施。参加者は六つの班に分かれ、約1時間半をかけて森の中をゆっくりと歩いた。各班には、里山を浸食するモウソウ竹の伐採や広葉樹の植林に取り組んでいる九千部クラブ(秋山學会長)のメンバー8人が同行し、初夏に楽しめる木々や野鳥の特徴を解説した。

家族4人で参加した若葉小4年の塩原颯君(9)は「森の空気はひんやりして気持ちよかった」と笑顔。参加者には木製の巣箱とコースター、地元食材をたっぷり使ったお弁当が贈られた。

佐賀新聞