再生可能エネルギーの活用に注目が集まる中、射水市では、北陸では初となる未利用間伐材を使った木質バイオマス発電施設の起工式が行われました。
14日は、射水市片口久々江の建設予定地で起工式が行われ、関係者が工事の安全を祈りました。
木質バイオマスの発電施設は、県の「森林整備・林業再生事業」などを活用して建設され、公募で選ばれたグリーンエネルギー北陸が事業を請け負います。
総事業費はおよそ32億円で、敷地面積は、8500平方メートルです。
木質バイオマス発電は、木材を砕いたチップを燃やし、蒸気タービンを回して発電を行います。
この施設は間伐材の中でも資材としては利用価値の低い未利用間伐材を燃料とするが特徴で、県森林組合連合会との間に今後20年間、県産を中心とした未利用間伐材の供給を受ける協定を結んでいます。
・グリーンエネルギー社長インタ年間の発電量は4600万キロワットを見込んでいて、この内、3900万キロワットを民間企業に売電します。
発電施設の完成は来年3月、4月から発電を開始する予定です。