【ジュネーブ時事】森林由来の繊維を使った衣服のファッションショーが21日、ジュネーブの国連欧州本部で開かれた。ファッションを通じて森林の持続可能性の大切さを見直してもらうのが狙い。自然の暖かみのある色の「最新作」に注目が集まった。
イタリアのファッション業界と国連欧州経済委員会(UNECE)、国連食糧農業機関(FAO)が共催。森をデザインしたホールで、竹やユーカリなどの繊維を使った珍しい服がお披露目された。
イタリア高級ブランド「グッチ」の担当者は、「森林由来素材の普及は簡単ではないが、持続可能であることの重要性を消費者に気付いてもらいたい」と訴えた。(2014/03/22-06:11)