【那覇】真嘉比小学校(崎原永輝校長)の校内にあるガジュマルの木の上に4日、約4平方メートルのツリーハウスが完成、5日の完成式後、児童らが早速小屋に登って遊んだ。
ハウスは崎原校長が「都市化が進む真嘉比地区に昔ながらの風景を残したい」と構想。職員と地域の人が体育館立て替え工事での廃材を利用して1週間で造った。
初めての木登りで「怖い~」と恐る恐る登る子も。崎原校長は「私も幼いころ、ガジュマルの木の上にベニヤ板を敷いて秘密基地を造った。木に親しんで自然を大事にしてほしい」と期待する。
真嘉比幼稚園の比嘉あきらちゃん(5)は「怖かったけど木のおうちの中は楽しかった。おままごとして遊びたい」とはしゃいでいた。