集材と造林効率化へ、曽於市森林組合が新型機【鹿児島】

20140124D00-IMAG2014012387901_imo_05鹿児島県の曽於市森林組合は、林地での原木の集材と伐採後の造林を効率化する林業機械を導入した。組合の要望を受け重機メーカーが開発した。人力作業を機械が担うことで、生産性の大幅な向上と労働力の軽減が期待される。

林野庁の補助事業を活用し、昨年12月に導入した。製造費は約2800万円。

組合が実証試験を重ねており、鹿児島大学農学部の岡勝教授が効果を調査している。岡教授は「作業員1人あたりの生産量が倍増すると予想され、普及すればコスト削減や安全性の向上につながる」と話している。

南日本新聞