猛暑で森林が燃えることもあるんですね
記録的な猛暑が続くロシア各地で、森林火災が相次いでいる。首都モスクワを含むロシア中央部では今月末までに日中の最高気温が40度近くに上がると予想され、干ばつによる農業などへの被害拡大が懸念されている。
モスクワ郊外では暑さのため地表に近い泥炭層が燃えだし、22日には白い煙がモスクワ市内の一部にまで流れ込んだ。インタファクス通信によると、このほかモスクワ近郊の4カ所で森林火災が発生。非常事態省によると、今月12~18日にロシア全土で約1180件の森林火災が起き、3万ヘクタール以上が焼けた。
干ばつのために非常事態を宣言した地域は全土で23に上った。プーチン首相は21日、干ばつ対策の強化を命じ、ズプコフ第1副首相を長とする対策作業部会を政府内に発足させた。(共同)
産経ニュース(2010.7.23)より