水源の森基金、上程へ 議会に改正条例案提出 愛媛・松山市

二酸化炭素削減だけでなく、水源確保のためにも森林整備は必要なことなんですね。



愛媛県西条市の黒瀬ダムからの分水を目指す松山市の中村時広市長は16日、ダムの水源域に当たる西条市の森林整備への財政負担が可能となる「市水源の森基金条例」の改正条例案などを23日の臨時議会に提出することを明らかにした。
 同条例は、水道水の安定確保のための森林整備などを目的に制定。改正案では、基金を積み増しした上で、対象範囲を市外にまで広げることを盛り込んでいる。
 中村市長は「改正条例を通じて西条市に誠意が伝わるよう努力していきたい」と述べた。
 水源不足を抱える松山市は、平成6年に大渇水に見舞われ、長期間の断水などで市民生活に深刻な影響が出た。19~21年も3年連続で水不足に悩まされ、新たな水源確保に向けた取り組みを模索してきた。


産経ニュース(2010.7.17)より抜粋


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