京エコロジーセンター(所在地:京都府京都市伏見区深草)は、昨年に引き続き、「まちの暮らしと森林のつながり」をテーマとしたイベント「ひとときフェスタ~まちで森とつながる暮らし~」を2013年11月23日(土)に同センターで開催します。
イベントを通じて、参加者が身近な森林について知り、日常生活に取り入れて行くことを目指します。また、山の「植える・育てる・使う」サイクルが活性化し、持続可能な暮らしが広がっていくことを目的としたイベントです。
詳細ページ
http://www.miyako-eco.jp/ecocen/event/2013/11/post-136.php
【「ひととき」とは、「人」と「木」のこと】
エコというと「木を伐ってはいけない」と思われがちですが、日本には人が植えて、育てて、使うことで元気になる森がたくさんあります。そして、その森のサイクルが循環し、二酸化炭素(CO2)を吸収することは、地球温暖化の防止につながります。
「ひとときフェスタ」では、楽しい木工作や、森を身近に感じられる体験ブース、おいしい森のごはんなど、まちで森とつながる暮らしのためのヒントをいっぱい。親子で遊んで学べるイベントを開催します。
【開催概要】
イベント名:ひとときフェスタ~まちで森とつながる暮らし~
日時 :11月23日(土・祝) 10:00~16:00
場所 :京エコロジーセンター
〒612-0031 京都市伏見区深草池ノ内町13
対象 :どなたでも(約1,000名)
料金 :入場無料 ※ブースにより一部有料
申込 :申込不要
主催 :京エコロジーセンター
※駐車場はありません。公共交通機関でお越しください。
【京エコロジーセンターとは】 http://www.miyako-eco.jp/
京エコロジーセンター(指定管理者:財団法人京都市環境事業協会)は、地球温暖化防止京都会議(COP3)を記念し、2002年に設立されました。環境にやさしい暮らしの提案や、環境学習、環境保全活動の輪を広げる拠点施設として、多くの方にご利用いただいています。
【COP19と日本の森林の関係】
COP19とは、11月にポーランドのワルシャワで開催されている、第19回国連気候変動枠組み条約締約国会議のこと。日本は2012年のCOP18で採択された京都議定書の第二約束期間に参加しませんでしたが、第一約束期間に引き続き、国としての温室効果ガスの削減目標を定め、二酸化炭素吸収量・排出量を報告する義務を負っています。第二約束期間では、二酸化炭素吸収量のうち3.5%を森林経営によってまかなうことが可能であることから、国土面積の7割を占める森林(特に人工林、里山等)に人が関わり、適切に管理・活用していくことが重要となっています。
出典:平成24年度『森林・林業白書』
【環境意識の消費者アンケートを実施(2013年11月3日~4日)】
イオンモール久御山(所在地:京都府久世郡久御山町)1階にて、小学生までの子どもを持つ親に対し、街頭アンケート形式の環境意識調査を行いました。(サンプル数302)
「環境に関する表示(特に環境マーク等)を意識して買い物をしていますか」という質問に対し、意識していると答えた人は全体の20%であり、約80%が意識していないと回答。また、環境ラベル3種(FSC(R)認証、有機JASマーク、間伐材マーク)では、有機JASマークの認知度が比較的高い結果となりました。
FSC(R)認証、間伐材マークなどの森林に関わる環境マークの認知度は低く、アンケート結果からも、普段の生活で森林について意識する機会は少ないと考えられる結果となりました。