森林所有者に林業の基礎知識や技術を習得してもらう山口県林業基礎講座が8日、岩国市周東町の周東勤労青少年ホームで始まった。
講座は山口県岩国農林事務所が主催し、12月まで全7回。この日は開講式と第1回講座があり、同市や周南市の16人が出席した。受講者は、同町用田の山林に入り、NPO法人県樹木医会理事長の藤原俊広さん(74)=山口市宮野上=からリョウブやウリカエデ、シリブカガシなど、樹木の特徴や見分け方を学んだ。
藤原さんは「樹木の名前を覚えると親しみが増す。五感を生かして見分け方を磨いてもらいたい」と呼び掛けた。
【写真説明】藤原さん(左端)から樹木の説明を聞く受講者