守れ! 木頭中生ら、食害防護網取り付け

200_gZldzVN9徳島県那賀町の木頭中学校の生徒らが、那賀町木頭北川の那賀川源流周辺の樹木に、シカの食害を防ぐネットを取り付けた。

生徒22人と那賀川アフターフォーラムのメンバーら37人が参加。周辺の広葉樹約60本にネットを巻いて樹皮がシカに食べられないよう保護した。周辺にはブナやトチノキなどの苗木約100本を植えた。

徳島県南部県民局の職員を講師に、シカの生息密度も調査。1平方メートル当たりにあるシカのふんの数を14カ所で調べた結果、ほかの地域と比べてシカの数が非常に多いことが分かった。

活動は5年目。苗木は瀬戸内オリーブ基金(事務局・香川県土庄町)の助成金で購入した。

【写真説明】ブナやトチノキなど広葉樹の苗を植樹する中学生=那賀町木頭北川

徳島新聞