広島県庄原市比和町のアサヒの森で4日、環境学習会「アサヒ森の子塾2013」があった。同市の庄原小6年生72人と峰田小5、6年生14人が森を守ることの大切さなどを学んだ。
森を所有するアサヒビールの主催。児童は同社の社員たちから、森は、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素を吸って酸素を出す▽養分を含んだ水を川や海に流して生物を育む▽地下に水をためて土砂崩れの発生を防ぎ、緑のダムと呼ばれる―ことなどを教わった。
ヒノキの丸太をのこぎりで切る体験をし、木の年輪で樹齢を読む方法も習った。
【写真説明】友達が見守る中、丸太切りをする児童