丸太切り体験など児童挑戦 緑の少年団交流大会

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森林保全の大切さを学ぶ「北但西部管内緑の少年団交流大会」(同少年団連絡協議会主催)が9日、兵庫県新温泉町丹土の兵庫県立但馬牧場公園で開かれた。美方郡内の団員の小学生280人が丸太切りに挑戦したり、人々の暮らしを支える森林の機能に関する説明に耳を傾けた。

緑の少年団は、美方郡内16小学校ごとに組織され、5、6年を中心に植栽活動などに取り組んでいる。この日は、豊岡農林水産振興事務所の森林林業専門員が「昔はまきでご飯やお風呂をたいた」とエネルギーとしての森林の役割や土砂崩れを防ぐ機能を紹介した。

丸太切り体験では、児童らが地元産のスギの間伐材(直径15センチ)をのこぎりで懸命に切断。新温泉町立浜坂西小5年の松内麗杏さんは「初めて切った。難しかったけどいい体験だった」と息を弾ませていた。

日本海新聞