「京都から学びたい」 下川町、森づくり団体と協定

shimokawa_0北海道上川管内下川町と、京都で森づくり活動を進めている公益社団法人「京都モデルフォレスト協会」(理事長・柏原康夫京都商工会議所副会頭)は6日、札幌市内で連携協定を結んだ。今後、両者は森林を核とした地域づくりなどをテーマに交流を深める。

下川町は公共施設の暖房の4割を木質バイオマスでまかなうなど、森林とバイオマス活用による産業活性化を推進している。昨年5月に京都府が下川町の取り組みを視察したのがきっかけで下川と京都との交流が始まり、今回の協定締結につながった。

締結式には下川町の安斎保町長と柏原理事長が出席し、協定書に署名した。安斎町長は「京都から学べるものはたくさんあり、協定を大きな力としたい」、柏原理事長は「先進的な下川の取り組みを、京都でも生かしていきたい」などと話した。

The Hokkaido Shinbun Press