水と緑の地球環境:プレーヤー参加型の森林保全支援活動−−コナミ

2013年07月25日

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ゲーム大手のコナミデジタルエンタテインメント(東京都港区)は、ゲームプレーヤー参加型の森林保全支援活動として「ドラコレ森を守ろうプロジェクト」を実施した。

フォレストック認定制度を通じたサポート。登録者数が777万人を超えるソーシャルコンテンツ「ドラゴンコレクション」と、スマートフォン向けアプリケーション「ドラコレ&ポーカー」のゲーム内イベントを通じた期間限定の企画だ。一定のステージをクリアしたプレーヤーの人数に比例して、保全する森林の面積が広がっていく仕組み。昨秋と今年の4月から5月にかけて行われ、延べ約68万人がクリアした。同社によると、約280万平方メートルの広さの森を保全した計算になるという。

フォレストック認定制度では、一定の基準を満たした森林に対して、二酸化炭素(CO2)の吸収量に応じたクレジットを発行しており、企業はそのクレジットを購入することで支援する。

保全の対象となったのは、岩手県岩泉町と葛巻町にある森林。岩泉町には日本三大鍾乳洞の一つに数えられる龍泉洞があり、「龍(ドラゴン)にまつわる伝説が残り、ドラゴンコレクションとの世界観と合う」ことなどが理由だ。

「ゲーム内のイベントでは進行過程で森を守るストーリーを盛り込んだ。これからも事業を通じて社会貢献の活動を展開していきたい」(同社)という。同制度についての問い合わせは一般社団法人・フォレストック協会(03・3596・0071)へ。

毎日新聞


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