間伐体験で森の現状学ぶ 新見、大学生ら奉仕活動

2013/3/9

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環境保全型森林ボランティア活動(一般社団法人・水辺のユニオン主催)が6日、新見市神郷地区の森林で始まった。学生たちが19日まで作業を行い、林業の現状や役割を学ぶ。

 早稲田大、三重大など9大学と1専門学校の約20人が順次参加。同地区の研修施設に泊まり込み、神郷下神代にあるスギ、ヒノキの民有林(約4・5ヘクタール)で活動する。

 この日は3班に分かれ、市森林組合の作業員らの指導で、高さ8〜20メートルのヒノキやスギの根元にチェーンソーで切り込みを入れて倒し、等間隔に切断するなどして汗を流した。間伐について、学生たちは「森に光を入れ、木を育てるのに重要な作業」と説明を受けた。

 活動は林業従事者の高齢化、減少が進む中、若者に林業への関心を持ってもらおうと2003年度から各大学などに呼び掛け、年2回開催している。

山陽新聞


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