写真展:愛知大・藤田さん、森林の変遷解説−−豊橋 /愛知

2012年12月02日 

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 豊橋市内のギャラリーで開催中の写真展「日本の森林いまむかし−蘇(よみがえ)る山々の緑」(公益社団法人・国土緑化推進機構、毎日新聞社主催、NPO法人・穂の国森づくりの会共催)の展示会場で1日、国内の森林の変遷に詳しい愛知大の藤田佳久名誉教授(地理学)によるギャラリートークが行われた。

 「かつて日本の山は禿山(はげやま)だった」と題し、森林がわずかしか描かれていない江戸時代の三河地方の絵図などを紹介し、「森林の伐採地から、山地崩壊や洪水など災害が起きた」と説明、国土保全に対する森林の重要性を強調した。

 写真展は、国内の主要な山々は半世紀以前までは大規模伐採によって裸地化していた歴史を伝え、森林や植林の重要性を理解してもらうのが狙い。はげ山当時の写真と、同じアングルで撮影した現在の緑豊かな写真を比較できるパネルなど計25点を展示。JR豊橋駅前の「名豊ギャラリー」で2日まで開催している。【山本悟】

毎日新聞