2012年11月10日
杉の間伐材からつくられたユニークなクリスマスツリーが市川市の商業施設「ニッケコルトンプラザ」にお目見えした。期間限定で今月12日まで。
新しい切り口で生け花の魅力を伝えるイベントの一環で、草月会千葉県支部のメンバーらが制作した。
間伐材を厚さ0・3ミリにスライスした「かなば」と呼ばれる素材を高知県馬路村から取り寄せ、丸めるなどしてツリーに仕立てた。高さは約5メートル。雪をイメージした羊毛のオブジェも添えられ、自然のぬくもりを感じさせる。
メンバーの女性は「最近は草月流でよく使われる素材だが、こういうツリー作品は初めてでは。3日かけて準備しました」と話す。