2012年11月12日
インドのハイデラバードで開催されていた第11回生物多様性条約締約国会議(COP11)が、10月20日に閉幕した。海外生物資源を利用する際の許認可取得や利益配分に関する国際ルールである「名古屋議定書」の発効には、まだ程遠い状況のままである。
ちなみにCOP10の議長であり、名古屋議定書採択の立役者である松本龍・元環境大臣が久々に公の場に姿を現したそうだ。確かに東北大震災を巡る問題はあったが、そのことをもって名古屋議定書採択における彼の功績を取り消すようなことがあってはならないだろう。