遠山森林鉄道のサポーター会員募る

2012年9月29日

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飯田市の遠山谷を走っていた遠山森林鉄道を一部復活させるため、南信濃木沢地区を中心にした「夢をつなごう遠山森林鉄道の会」が昨年一月から、活動を続けている。今月上旬には機関車の試運転が成功し、活動を支えるサポーター会員を広く募集している。

 鉄道は一九四〇(昭和十五)年に着工され、総延長三〇・五キロ。四四年から遠山の木材を運搬したが、国有林の伐採が終わったのに伴い、七三年に廃線となった。それ以後、機関車の一部が起点の梨元停車場に置かれていた。

 遠山森林鉄道の会は「地域の活性化に貢献した林鉄の歴史を後世に残したい」と発足。住宅の屋根の重しに使われている線路レールの回収や、機関車の修復に取り組んでいる。機関車のエンジンは積み替え、製造されていない部品は会員が作った。これまでに線路八十メートルを復活させ、九日に梨元停車場で試運転したところ、無事に走行。見守る会員から歓声が上がった。今後も線路延長に加え、機関車のオイルタンクの修復やさび取りなどを進めていく。

 事務局の菅原槙一さん(38)は「本格復活にはまだ道半ばだが、力を合わせて頑張りたい」と話している。会は二十九日午後三時、王滝村の森林鉄道復活に関わる高橋滋さんを招き、梨元停車場や旧木沢小学校で、語る会を開く。問い合わせは、事務局=電0260(34)1071=へ。

中日新聞


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