2012/09/18
豊かな自然を肌で感じる「体験フェスティバル」が17日、香川県まんのう町七箇の県満濃池森林公園であり、親子連れらが園内の野鳥や植物観察を楽しんだ。
約64ヘクタールという広大な敷地を持つ同園では、指定管理者を務める県造園事業協同組合などが毎月1回程度、各種自然体験ワークショップを開催。今回のイベントは、野鳥、植物、自然観察を1度に体験できる年に1度の機会で、県内外から約80人が参加した。
野鳥観察では、日本野鳥の会県支部のメンバーが講師を担当。山林の中を散策しながら、この季節に飛来する鳥を探した。同支部によると、8、9月は夏鳥が去り、冬鳥がやってくる前の端境期。数は少なかったものの双眼鏡やフィールドスコープを使ってヒヨドリやヤマガラ、ツバメなどを確認した。
高松市の鶴尾小2年の岡裕記君(8)は「初めてこの公園に来たけど、広いし、昆虫も多くて1日楽しめそう。ぜひまた来たい」と笑顔を見せた。
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