群馬県上野村勝山の森林公園「天空回廊 まほーばの森」で15日、県内外の木工作家たちが集まる「第14回創造の森 上野村フェスティバル」が始まった。17日まで。入場無料。
涼しい風が吹く森の中の会場には、約50組の木工作家のブースが点在し、個性豊かな家具や玩具などを展示販売している。
愛知県豊山町から初めて参加した造形作家、伊藤憲昭さんは、木を削って本物そっくりに作った段ボールやシャツなどを展示。「これも木でできているの?」などと来場者を驚かせていた。
伊藤さんは「上野村のフェスティバルにはいつか参加したかった。やっぱり森林には木の作品がよく似合いますね」と笑顔を見せていた。
今回から初めて、来場者に気に入った作家を選んでもらう人気投票を実施。上野村の木工家協会事務局長を務める村山治さんは投票の意義について、「投票を通して、作家に消費者のニーズを肌で感じてもらうよい機会になるはずだ」と話していた。
埼玉県滑川町から家族で訪れた建材業、小高芳緒さんは「木の素材を生かした作品に目を奪われた。参考になります」と丹念にブースを回っていた。
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