種山ヶ原森林公園で「森の保育園」行われる

2012年07月28日

nws7845

住田町の「森の保育園」は27日、種山ヶ原森林公園で行われた。有住保育園(佐々木弘子園長)の年長、年中児20人が参加し、物見山登山やネイチャーゲームなどを展開。夏の自然と思いっきり遊び、楽しい一日を過ごした。
 森の保育園は森林環境学習の一環として実施。有住、世田米の両保育園児を対象に、四季折々で開催している。
 今回は、園児らのほか、同園職員、ボランティアの住田高校生7人、町教委、教育研究所、役場の職員らが参加。自然ガイド「すみた森の案内人の会」の佐々木慶逸さん、紺野好子さんが講師を務めた。
 この日は初めて年中児も参加し、一行はまず物見山登山に挑戦。本格的な夏の暑さにもかかわらず子どもたちは元気に歩き、頂上では「ヤッホー」「山びこさーん」と大きな声で叫んだ。
 そのあとはネイチャーゲームを実施。▽山頂で牧歌を歌う▽巨人の左足に寝転がる▽英語の問題に答える▽笹舟を作る▽気象観測所で写真を撮る―の五つの課題が用意され、子どもたちは山の自然に触れたり、英語を通じて国際理解を深めるなどしながら全課題をクリアした。
 年長児の平澤悠菜ちゃん(5)は「巨人の左足に寝転がるのが楽しかった。笹舟も上手に作れました」と笑顔。子どもたちのサポート役を務めた住田高の熊谷穂菜美さん(3年)は「子どもたちは元気で、何に対しても好奇心があってすごいなと感じました」と話し、園児らと交流を深めていた。

東海新報社


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