2012年04月18日
法政大小金井キャンパス(小金井市)の学生有志が間伐材20+件を活用した野菜の直売スタンドを考案し、同市の農家の庭先で披露された。学生のアイデアに賛同した地元の人たちもバックアップして完成にこぎつけた。
中心となったのは大学院建築学専攻修士課程の鈴木良明さん(24)と山中元さん(25)。2人は小金井市内に野菜直売スタンドが多いことから、デザインなどを魅力的に作り替えて地産地消に役立てたいと考えた。網野禎昭、永瀬克己両教授の指導を受けながらスタンド作りに取り組んだ。
10年11月に山梨県小菅村で間伐ボランティアに参加しヒノキやスギの用材を購入、11年6月、奥多摩町の東京農大演習林で製材加工した。デザインは鈴木さんが担当。幅3メートル、奥行き1・8メートル、高さ2・8メートルの床の間をイメージした展示スペースにすることにした