2012/01/09
朝日山森林公園を守る会(貞広茂樹会長)の活動記念誌「ふるさとの宝~手づくり
公園整備の歩み~」がこのほど、完成した。
同会は、約20年前に耕作放棄地となっていた香川20+ 件県三豊市高瀬町の
朝日山を植樹などで公園に整備。開園に至るまでの道のりや、活動内容を冊子にま
とめた。
「これまでの活動が立派な本になり、感動しています。手づくり公園に携わってく
れた人たちへのお礼の気持ちを込めました」と前会長の大西良一さん(84)。
大西さんは、いつか活動をまとめたいと、植樹や清掃など小まめに記録を残してき
た。記念誌は会員や開園当時の寄付者、三豊市など関係者に配布する予定だ。
同会は、毎年12月31日から1月2日まで、恒例の新春祭を開催。
会員手製の門松は26日から展示し、来園者を出迎えた。31日は午後10時から
あめ湯の接待、1日は早朝から地元の子どもたちが太鼓の演奏を披露した。
地元で一番に朝日を浴びることから名付けられたという朝日山。
今年の元日は残念ながら曇りとなったが、31日深夜から多くの人でにぎわい、
朝日のように輝かしい年明けとなった。
(ライター・鎌田佳子)
四国新聞
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