木質バイオマス 県が本格研究へ

2012年01月10日
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間伐材や廃材を燃料にする木質バイオマスが、県内でも注目を集めている。
すでに実用化に取り組んだ企業もあり、県も福島第一原発の事故以降、
エネルギー源の多角化を掲げ、本格的な研究に乗り出す。「潜在能力は高い」と、
関係者は期待を寄せている。

バイオマスは動植物から得られる資源を意味し、風力や地熱などと同じ
再生可能エネルギーの一つ。このうち木質バイオマスは木材をガス化したり、
固形燃料のペレットに加工したりして発電や暖房に使う。

 中西木材(越前市)のグループ会社「ナック」は木くずを原材料にして、
年間約500トンの木質ペレットを生産している。製材所で発生する
木くずは年間約350トン。これを処理するためペレットに目をつけ、
2005年から作り始めた。

asahi.com


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